独自ブランドならではの強み
それは、肩の力を抜いて伸び伸びと働ける環境
- クロサカグループ で働くのやりがいといえばどんなところでしょう?
- やはりよく目にするようなチェーン店とは違い、伸び伸びと働けるところだと思います。チェーン店では1~10までがマニュアル化されていて、やりやすいさは確かにありますが面白みがあまりありません。(経験談)その点、弊社は個々人の接客スタイルやペースをみながら良いところを伸ばすように指導を進めているので堅苦しさがなく、気楽に働くことができると思います。
- 会社のこれからをどのように考えていますか?
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コロナ渦という未曾有の事態の中ですが、ありがたいことに馴染みのお客様から新規のお客様まで多くのお客様にご来店頂いているので、これまで培ってきたお店のあり方などをしっかりと生かしながら店舗を増やしていけたら良いな、と思います。
そのために、私自身は店長として、働くみんなの相談役に徹して少しでも働きやすい場を作っていきたいと考えています。それでみんなが会社やお店を好きになってくれれば、私の仕事は遂げられたな、と。(笑)
やはり会社やお店を好きでいると仕事も楽しいですし、働くために働くって、つまらないじゃないですか。
人間中心の営業方針
お客様との心地の良い距離感が特徴
- 営業時の様子やこれまでの飲食経験と比較してクロサカグループ での働き方はどのようなものですか?
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端的に述べるのであれば緩いです。(笑)
地元の方、常連の方が多くいらっしゃることもありますが、お客様との距離がとても近く、これまで経験してきたどこのお店よりもアットホームな雰囲気です。アットホームって社内を指すことが多いと思うんですが、私たちにとってはお客様を含めてみんなアットホームですね。一度の営業にも多くの人数を使ってくれるので、一人当たりの負担も少なくお客様一人ひとりとしっかりとコミュケーションが取れるのも特徴だと思います。
本音でぶつかり合える仲間たち
仕事終わりの一杯の美味しさを共に
- 働いてきた中で思い出深い出来事はありますか?
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実は自分、一度辞めてるんです。アルバイトで入社して、正社員になって1年ほど働いた後に。原因は仕事終わりやプライベートでも大輔さん(社長)と飲みに行く機会が多くあった中で、会社の仕組みや制度について意見を言い合ってぶつかったりすることがあった末に思い切って。ただ転職先で働く中で「ああ、クロサカってすごい働きやすかったんだ」ってことを経験して。大輔さんに掛け合って出戻ってきました。
今思えば、こんな本音でぶつかり合える組織ってのはすごく貴重だなって思います。これは自分に限らず誰しもが本音で話ができる大輔さんの為せる技というか人柄だと思います。
- もっとこうなったらいいのに!を教えてください。
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そうですね、ぱっと浮かぶのは人手が欲しいです。直近で人が足りてないということではなく、今後セントラルキッチンや新規出店も計画しているので、そのための学習期間も踏まえて今の段階から入社を希望する人が増えてくれたら、と思います。それで(仕事終わりに)一緒に飲みに行きましょう。自分がなんで楽しんで働けてるのかって言ったら、やっぱりこれが理由だと思うので。(笑)
お客様が喜んでくれるなら、
ルールなんて何もない。
- 大学在住の4年間、一貫して続けられたクロサカグループの魅力はどんなところですか?
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うちの魅力は自由度の高さだと思います。ー お客様とのコミュニケーションは最低限で黙々と仕事する ーみたいなお店も多いと思いますが、うちは積極的に話にいったりとお客様が望んでいることを汲んで叶えてあげるという形の接客なので、自然と会話が弾んだりと楽しくやれる魅力だと思います。
お客様に対して、喜んでもらえるなら自分なりの形でサービスを工夫するのもOKというのが暗黙の了解として浸透しています。
自分であれば肉場を経験してることもあり、部位ごとの美味しい食べ方や焼き方に関してお客様におすすめしたりと働いて得た経験をお客様に還元して、それが満足に繋がって、と思い出深い出来事もいくつもありますね。
- 部位単位でおすすめができるのはすごいですね。
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うちの会社ではまかないで焼肉を食べられるので、自然とどの部位がどんな味なのか、など覚えていけるのも特徴だと思います。今では見ただけでお肉の部位から等級までだいたいわかるようになりました。笑
流れるようなチームワーク。
自然と連携が取れる居心地のいい関係性。
- 働いていて、ここがいいなって思うところはありますか?
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なんていうか、すごく自然に物事が進むところです。すごくスムーズに連携が取れるというか。
どんなに忙しくても「これやっておいたよ」、とか「次はこれね」ってお互いに声かけをしながら進めるので、負担が偏ることが少ないんです。シフトの変更一つとっても、ギスギスした空気感もなく「いいよー」って。
- 仲良しさが伝わってきますが、思い出に残ってることとかありますか?
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入社の時の話ですが、バイト先探している時に、友人が「ここ(クロサカ)で働いているから、うちおいでよ」ってその場で店長にLineしてくれて。3日後には面接、挨拶したら「採用!」と言われたことです。(笑)
友達がいて、友達もできて、彼氏もできて、お父さんみたいな社長がいて、気がついたらあっという間に2年弱経ってしまいました。
外から俯瞰し、中から寄り添う。
兄弟の個性を活かした働き方改革を。
- 父の代から兄弟へと受け継がれたくろさかブランドの良いところは?
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やはり自由さだと思います。父の代の雰囲気を引き継ぎ、お客様とは「おはよう」から「また明日」って気軽に言い合えるような関係性を作れるのは当社の魅力だと思います。
良くも悪くもあらゆることに厳密なルール設定をしていないので、個々人の判断力を問う部分もあります。が、そういうところに関しては(代表である)兄が会社としてのルール設定を外側から。私が働き方に関するルールをスタッフの声を集めて内側から。と役割を分けながら現在進行形で作っていっている最中です。
- ルール設定は、自由度を失ってしまわないですか?
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そのための外と内の役割分担だと思っています。外側からじゃないと見えない問題や内側からしか気付けない問題など、どちらか一方だけでは絶対に見落としがあるんです。だから今の魅力を損なわない仕組みを作っていくことが目下の課題だと感じています。
うちの会社、一度働き始めると長続きする子がすごく多いんです。それこそ、大学1年~4年まで、とか。そうやって続けられる魅力っていうのは成長ができる環境だからだと思うので、個々人の能力を最大限に高めてあげられる仕組みが作っていくことができたらいいですよね。
「おはよう」と「おかえり」で迎える
お客様との関係性
- 入社して10年ほどと伺っていますが、長く働ける魅力を一言で表すと?
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人間関係の良さでしょうか?過去を振り返ってみて、どこよりも不満なく、ギスギスした雰囲気もなく、気楽に働けてます。お客様も顔馴染みの肩が多いので、「いらっしゃいませ」じゃなくて「おはよう」だったり「おかえり」だったりと挨拶もすごくフランクで、肩肘張らない感じが気に入っています。
- アルバイトから正社員になって変わったことはありますか?
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大きくはないですね(笑)
給与が固定になり社会保険もつくので、出勤数を多めにできるなら正社員として働くのはオススメです。
ネイルOK・髪色自由・まかない有
見た目は自由に、仕事も自由に、楽しくないワケがない。
- 仕事は最初から楽しくできましたか?
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楽しかったです。初めは条件面 ー ネイルOK・髪色自由・まかない有 ー で選んで応募しましたが、私にピッタリはまりました。初日から社員さんやパートさんが丁寧に教えてくれるから、基本的な仕事はすぐに覚えることもできたし。あとは常連の方が多いのもあってお客さんもすごく優しくて。
今では、顔を見ただけで注文を聞かなくても「はい、瓶ビール」って出したりとか(笑)
そのくらい仲良しです。
- 本当に仲良さそうですね。
新規のお客様への接客の場合は?
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最初は少し様子を見ます。雰囲気だったりオーダー聞いたりする際の様子を見て、距離感詰めて大丈夫そうならすぐに詰めて打ち解けちゃいます。特にカウンターの端は私たちスタッフの待機場所から近いので、仲良くなりたい方は是非カウンターの端の席へどうぞ。(笑)
地域一番店を目指して。
任せれたからには、期待に応えたい。
- 溝の口店は他の店舗とずいぶん雰囲気が違いますね。
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そうですね、当店は武蔵小杉のエリアのように外から人が集まってくる街というよりも地域に住まわれてる方たちが帰ってくる街という印象の方が強いので、落ち着いてゆっくり過ごしてもらえるように心掛けています。
なので接客の仕方も向こう(武蔵小杉店)とは結構違っていると思います。とはいえ、緩いところは緩く、締めるところは締める。という企業文化はしっかり受け継いでいますよ。
- ちなみに実は一度退社されていると伺っていますが?
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そうなんです。昔からどうしてもやりたいことがあって、最初の入社時点もアルバイトの掛け持ちで入りました。その後に正社員として形態を変えましたが、やっぱり諦めきれなくてまた夢を追って飛び出しました。
そうこうしているうちに子供が生まれ、大輔さん(現社長)に相談したら「戻っておいでよ」と快く受け入れてくれて。料理長を経て、店長をさせてもらっています。
わがまま言って自由に振舞わせてもらってきた恩返し、じゃないですが、今では数ある老舗が軒を連ねるこの溝の口で「くろべこ」を焼肉屋の一番店にしたいと思ってます。
自分のアイディアが形になる。
メニューアイディアコンペで感じた確かな手応え。
- これまでの仕事の中で思い出深い出来事を教えてください。
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思い出深いでいうと去年の夏に行われたメニューアイディアコンペで私の考えたメニューが実際にお店に並んだことです。各自が自由にメニューを出し合い、試食をし、選ばれたメニューが実際に並ぶというものなんですが、これは今でも嬉しくてよく覚えています。メニュー一つとっても、オペーレーションやコストなども考えなければいけないため、ただ美味しいものをつくるだけじゃダメなんだとかなり頭を悩ませたのは今ではいい思い出です。
- 料理長という立場から、肉場の面白さはどんなところでしょうか?
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どうカットしたらより美味しく食べていただけるのか?の絶対解がないところでしょうか。切り方一つで食感が変わり、サシの残し方で脂のバランスを変えることができます。この食感と脂感が和牛の美味しさを更に高めるのでここを操作することができる肉場は面白いですね。料理が好き、新しいことを知るのが好き、そんな人に向いたポジションだと思いますよ。